●眼前で百列キックを出されると、跳ぼうとしても百烈キックに引っかかるため動けない。この百烈キックに対し、中百烈で相打ちを取れる。

●バックジャンプ中Kを繰り返す相手に対し、四股先端で撃墜できる間合いがある。小Pでは落とせないがごっつぁんチョップは出ないという間合い。要練習。 

●vs春麗、J中Pの跳びには四股蹴りで相打ちがとれる。J小・中Kを多用する相手だと一方的に食らってしまうが、ジャンプP攻撃を使ってくる相手なら使える。

【ダメ事例】

●丸太蹴り（N大K）を対空に使うのを試みたが、食らい判定が頭の高さまでキッチリ付いてるので全然役に立たない。

エックス４強の１人だけある。強い、というかツラい。

気功拳は弾が大きく、判定も高い位置にあるため跳びづらい。また手を突き出すと同時に弾の攻撃判定が発生する発射モーションのため、撃つ前に止められない。このため盾としての能力が非常に高く、本田としては前跳びを余儀なくされる。

展開的に押していても千烈脚がヒットすれば７割逆転という非道さ。綺麗に勝てる相手ではないので、不利は承知で強引な投げ合いに持ち込めれば勝ち目が出てくる。

●ピヨり耐性７

●さば折りからめくりハラ→可能

●存在判定が狭い→近小Pの２回目が当たらない。J大K→下小K⇒大頭突きもヒットせず。

　地上では春麗が気功を撃ち、本田は跳んて春麗が各種の技で落としにくるのが基本的展開。ガードし続けても埒が明かないが、気功拳の壁は高い。本田は常に守勢ではあるが、昇竜のようなコマンド無敵技はなくタメ無敵技の天翔脚も横に伸びない以上、跳びは読み合いになる。キツいが勝算は十分にある相手。

　跳ぶと春麗はさまざまな対空で落としにくる。本田は気功拳を垂直ジャンプ避けするか前ジャンプして攻め込むかのどちらかになる。仮にもし気功拳がなかったとしたら、本田と春麗の地上戦は五分以上。気功拳を撃たないという堅固なポリシーを持つ人もいるが、殆どの人がおのずと気功拳を撃つようになる。

■春麗側の気功拳の撃ち方

　遠くは小で撃ち本田の身動きをとりづらくし、近くは大で前ジャンプを落とそうとしている事を理解しておく。

　ガイル同様、小気功拳を撃った後で前進してくるかどうかを観察する。本田が垂直ジャンプ避けすれば春麗もダメージを取れないので、垂直ジャンプを落としにかかる。ここで本田がガードしていれば次の気功拳はすぐには撃てない。大概はバックジャンプで距離をとり、気功拳で壁を作ろうとする。毎回ワンパターンにバックジャンプ→気功拳なら、大頭突きを合わせるとヒットしたり相打ちでダメージ勝ちできる。特にヒット時は勝ちパターンのひとつで、すぐケツから百烈削りも間に合い、ほぼ画面端なので条件のよい読み合いに持ち込める。

　バックジャンプしない場合は本田の跳びを誘い、主に夏塩蹴（垂直J大K）で落とそうと狙っている。この場合は中百烈でヨコ押ししてやるとよい。

■気功拳を跳ぶ

　本田が前跳びの場合、対空の選択肢は、離れているときから順に前J中K、歩き千烈脚、中K、大K、起き中足、元キック（下大K）、オーラパンチ（大P）、小P、百烈、天翔脚。また垂直ジャンプ避けの場合は上からJ中K、前進から歩き千烈脚、中K、大K、中足、元キックあたり。これら一つ一つの対処を知らないといいようにやられてしまう。

【垂直ジャンプ避けの場合】

 【前ジャンプする場合】

　遠すぎるジャンプ攻撃は、手足の先端を小Pでピチッと落とされる。ダメージは極小だが気功拳を重ねられふりだしに戻るため、地味にイヤな対空。なお、これを逆手にとって空ジャンプから接近戦を挑む手もある。

 ●ジャンプ攻撃が当たったら中百烈。

気功拳待ちが強力な春麗に対し、本田は跳ばざるを得ない。然るに高さに勝る春麗はJ小・中Kで

空中戦の知識が一番要求される組み合わせかも知れない。

《開幕》

《リードを奪ったとき》

●気功拳で削りきれないだけのリードを奪えば、怖いのは千烈脚だけとなる。

●強引な攻めの代表・跳び越し投げ。しかし投げ返しのサバが決まれば終わりかねず、また後ろにも大銀杏の判定がある本田に対してはリスクも少なくない。

《空対空》

●気功拳を前に跳ぶ場合、春麗の空対空はJ中Kが一番横に長く、これがメインとなる。本田は距離とタイミングを合わせJ中Pを出すことで相打ち以上に持ってゆける。春麗戦における必修項目で、これが出来ないと完封される。

●気功拳を垂直ジャンプで避けたところに春麗がJ中Kを被せてくる場合、本田のジャンプが上昇中～頂点での攻撃はすべて相打ち以下。しかし、下降中に下がりJ大Pを出すことでJ中Kをスカして一方勝ちできる（対戦動画を参照）。空中でお見合いのような状態になりながらも一瞬ガマンすることが肝要。XS本田はJ大Kで代用できるがタイミングは厳しくなる。

●ある程度近い距離で垂直ジャンプ避けするときは、垂直J小Pをジャンプの昇りに置いておくことで落とせる。

　いずれにせよ春麗には千烈脚も天翔脚もスピバもあるため、完全に安全な攻めを仕掛ける事はできない。攻め込むチャンスの少ない相手なので、ハラを高めに被せる、めくりJ大Kを高い打点で出すなどして、着地後の強引な投げ合いに持ち込む等の荒らしが必要になる。

　春麗が得意とするのが「三角待ち」、すなわち「気功拳を撃つ→それを壁に前進→J小KorJ中Kで前跳び→気功拳or百烈キック→バックジャンプ中K」という流れを繰り返すもの。基本はガードするしかないが、それではラチが空かないので崩しを考える。

●三角待ちの間合い調整が甘い人の場合、時々J中Kの先端を当てるように超遠くから跳んでくる。これは小Pで落とせる。落としたらこちらも前ジャンプして間合いを詰めるのがいい。

●何の間違いか、ごっつぁんチョップで落とせる距離で跳んでくる春麗もいる。その場合はごっつぁんチョップで落とし、百烈を重ねるか少し前歩きして下小P等から攻める。これは間合いが少し離れているので決定打にはつながりにくい。むしろJ中Kとごっつぁんチョップが相打ちになった方が本田が早く動けるので、その場合はJ小PやJ中Kを被せて攻め込む。着地後は投げ間合い内なので決定打につながりやすい。春麗戦最大の狙いかも。

　のっかりを出されるとごっつぁんチョップも負けるが、その後は背中を晒すためチャンス。後ろからJ大Pを当て、再度ジャンプして春麗の着地にJ小PやJ中Kを被せて攻め込む。

　小Pでは落とせない距離から跳ぶことを心得ている春麗は厄介。

●小Pでは落とせないJ中Kに対し、四股蹴り先端、ニュートラル大Kで撃墜を試みるも相打ちにもならないのでボツ。

●春麗は気功拳を盾に前ジャンプしてくる事が多い。春麗にとって一番跳びやすい間合いに来たな、と思ったら本田は垂直ジャンプ。本田の地上技では春麗を落とせない間合いからの前J中Kは、垂直ジャンプ中の本田には届かない。そして春麗がJ中Kを出すのをよく見ながらJ大Pを出すとJ中Kの上から春麗の体を叩ける。そうして落としたら前J中K→中百烈などで地上から攻め込める。

●本田の近くにいてトクする事は何もないので、一通り削ったら春麗はバックジャンプする。その着地に合わせて大頭突きで突っ込む方法が有効。着地後すぐ気功拳を撃つようなら潰せるし、相打ちでも約２倍のダメージ勝ち。ただし早すぎてはJ中Kに潰されるし、天翔脚で落とされる事もあるので注意。その場合、中頭突きで接近のみに留める方法もある。

●すぐケツ接近→中百烈を重ねる。リバサ天翔脚はカス当たりで安いので気にしない。ただし千烈脚が溜まっているとフルヒットでやられる。

●千烈脚誘いのつもりですぐケツ→中百烈→張り手ストップしても必ず千烈脚を食らう。よって狙うべからず。

●春麗が画面端でも特に変わりない。

●跳びを小頭突きで落とした場合、ハラでめくりに行ける。ただし完全には重ならない強引な攻めとなる。

　春麗を投げるならさば折り。すぐハラでめくりと正面の２択になり、天翔脚に対しても安跳びになる。表裏いずれもハラがヒットすれば下大Kがコンボになる。春麗は天翔脚の下タメをしているのでリバサ失敗時はしゃがみ食らいになりやすく、おのずと下大Kもコンボになりやすくなる。

●千烈脚があるので、離した後は正面からの攻めはすべてNG。やってもいいがハイリスクすぎる。千烈脚がなくても天翔脚や投げ返しで切り返される事多し。

●ハラ→下大Kが表からヒットしたら中百貫、裏からヒットしたら小百貫で攻め継続。

●大百貫はバックジャンプ中Kで逃げられてしまう。

●百烈重ねは比較的安全。裏回るので千烈脚のタメは消えている。もちろん天翔脚は食らうが安い。

●画面端では下小P重ね→中百貫が強力。逃げジャンプや投げ返しにはハラがヒットして８割ピヨる。下小Pにリバサ千烈脚を出されるとモロ食らいなのが怖い。

　大銀杏からの攻めでピヨらせたはいいが、春麗にはロクなコンボが入らない。特に大銀杏でピヨらせた場合は投げが入らない為、ごっつぁんチョップ１発など非常に勿体ない事になりやすい。

●正面からジャンプ攻撃→下小K⇒大頭突きは入らない。頭突きがガードされてしまう。

●めくり攻撃→近小P×２→つかみを狙うと２発目の近小Pがスカったところを投げ返されてしまう。愛されボディゆえ存在判定に対し食らい判定が狭い模様。

●正面からジャンプ攻撃→近小P⇒小百烈は入る。しかし千烈脚で確反を食らう。

●J大P→鬼無双はまだ試しておらず。

　X春麗とはまた違った厄介さをもつのがS春麗。J小K先端の無敵が巨大で、小Pで撃墜することができない。気功拳を盾にこれでピョンピョンされるだけで上からかなり制圧される。

　また、スピニングバードキックの上昇中に攻撃判定があり、豪鬼の小竜巻的に切り返される。食らうとダウンし距離を離されるし、小なら至近距離でガードしてもスピニングの下りまでガードさせられ確反なし。X春麗と同じくらい近づくのに苦労するが、近づいても捕まえづらい。千烈脚がないぶん一発がないが、面倒さはなかなかどうして負けていない。

●至近距離でのリバサスピニングには、ガード直後に下小P。撃墜の後はジャンプ攻撃を被せれば大銀杏のチャンス。

●小気功拳を盾に歩いてくるorJ小Kで跳んでくるのが基本。遠くから小気功拳→J小K→百裂脚で削り→大気功拳→バックジャンプ、という三角パターンが一連の流れ。これは原則割り込めない。

　本田がリードしていると、百裂脚の後で歩き投げ、飛び越し投げ等の強引な攻めをせざるを得ない。そこをしっかり返せば勝てる。逆に春麗にリードされるとこの三角パターンは容易に崩せない。

　Ｓ春麗はＪ小Ｋの強さに驕って相手の動向をちゃんと見ず、気功拳の後テキトーに跳んでくる事がある。ここを狙うのが基本。超遠いＪ小Ｋに対しては垂直ジャンプ→春麗を空中でしっかり引き付けてＪ大Ｐで相打ち以上を取れる。また、これでは落とせない間合いでも中百貫のハラをかすらせる当て方で相打ち以上。こうしてダメージ勝ちし、春麗の強引な攻めを誘う。

■J小K

●尖端の無敵がものすごく大きい。なので遠くから跳ばれると基本的に落とせない。頼みの小Pは当たらずスカる。先端当てだと小頭突きも着地ガードされるか最悪負ける。空対空は絶望100％。

●X春麗ならごっつぁんチョップで落とせる間合いでも出ずに潰される事あり。存在判定もXより後ろにある模様。

■中足

　連打で２ヒットになる強力技。X春麗よりさらに速い？

●先端の無敵が大きい。下小Kがスカる。

■スピニングバードキック

　上昇中の無敵が長い。真空波動拳を抜けられるほど長い。 上昇中に攻撃判定があるので、サマーのように跳びを落とされること多し。

●下りにも攻撃判定がある。ガードすると確反なし＆春麗のほうが先に動けて毎度バックジャンプで逃げられる。

●飛行中は下小Pで落とせる。

　弱い。現状特筆すべき項なし。

　Nに比べてなんと食らい判定の大きくなったことか。X本田に対する攻め手はないに等しい。

　空中投げの間合い広ッ！まさにエアスクリュー。しかし跳ばなければそれまで。N春麗に本田が跳ぶ理由がない。